【肩関節脱臼とは?原因・症状・応急処置・整骨院でできるリハビリを解説】
「肩が外れたような痛みがある」「スポーツ中に肩を強くぶつけて動かせない」
このような症状がある場合、肩関節脱臼の可能性があります。
肩関節は人の身体の中でも最も大きく動く関節ですが、その分、脱臼しやすい関節でもあります。特にスポーツをしている方や転倒した高齢者では比較的多くみられるケガです。適切な処置を行わないと再発を繰り返す「反復性肩関節脱臼」につながることもあるため、早期対応が重要です。
肩関節脱臼とは?
肩関節脱臼とは、上腕骨(腕の骨)の先端が肩甲骨の受け皿(関節窩)から外れてしまった状態をいいます。
肩関節は非常に広い可動域を持つ反面、受け皿が浅い構造をしているため、強い衝撃が加わると脱臼しやすい特徴があります。実際に、全身の脱臼の中でも肩関節脱臼は頻度の高い外傷の一つです。
肩関節脱臼の原因
肩関節脱臼は以下のような場面で起こることが多くあります。
● 転倒して手をついた
● スポーツ中の接触や転倒
● ラグビー・柔道・サッカー・野球などの競技中
● 自転車やバイクでの転倒
● 交通事故
● 高い場所からの転落
特に腕を外側へ開きながら後方へひねられた姿勢で強い力が加わると、前方へ脱臼するケースが多くみられます。前方脱臼は肩関節脱臼の大部分を占めるとされています。
主な症状
肩関節脱臼では次のような症状が現れます。
● 激しい肩の痛み
● 腕が動かせない
● 肩の変形
● 腫れ
● 腕を支えないと耐えられない痛み
● しびれや感覚異常(神経損傷を伴う場合)
無理に動かそうとするとさらに組織を傷つける恐れがあるため注意が必要です。
応急処置のポイント
肩関節脱臼が疑われる場合は、次の対応を行いましょう。
①無理に戻そうとしない
自己判断で脱臼を戻そうとすると、骨折や神経・血管を傷つける危険があります。
②肩を固定する
三角巾やタオルなどで腕を支え、できるだけ動かさないようにします。
③冷却する
氷や保冷剤をタオルで包み、15〜20分程度冷やすことで痛みや腫れを軽減できます。
④速やかに医療機関を受診する
整形外科でレントゲンなどの画像検査を受け、骨折の有無を確認したうえで適切な整復・治療を受けることが大切です。
整骨院でできるサポート
肩関節脱臼では、まず医療機関で適切な診断・整復を受けることが重要です。その後の回復期には、整骨院でのリハビリや機能改善が役立つ場合があります。(取手市の交通事故治療くまもと整骨院)
当院では患者様の状態に合わせて次のような施術を行っています。
炎症期のケア
受傷直後は痛みや炎症を悪化させないよう、固定や物理療法を中心に痛みの軽減を目指します。
関節の可動域改善
固定期間が長くなると肩が硬くなりやすいため、無理のない範囲で可動域訓練を行います。
筋力トレーニング
肩を支えるインナーマッスル(腱板)や肩甲骨周囲の筋肉を鍛えることで、再発予防につなげます。
日常生活・スポーツ復帰指導
仕事やスポーツへ安全に復帰できるよう、一人ひとりに合わせたセルフケアや運動方法をご提案します。
再発予防がとても重要
肩関節脱臼は一度経験すると再発しやすいケガです。
特に若年者やスポーツ選手では、肩を支える靱帯や関節包が緩みやすく、繰り返し脱臼してしまうケースも少なくありません。再発を防ぐためには、肩だけでなく肩甲骨や体幹の安定性を高めることも重要です。
こんな症状は早めにご相談ください
● 肩が外れたような感覚がある
● 腕が上がらない
● 肩を動かすと激しく痛む
● 脱臼後も違和感が残っている
● スポーツ復帰に不安がある
早期に適切なリハビリを始めることで、肩の機能回復や再発予防につながります。
まとめ
肩関節脱臼は、放置すると再発や慢性的な肩の不安定感につながる可能性がある外傷です。まずは医療機関で適切な診断と処置を受け、その後はリハビリや筋力強化を継続することが大切です。
当院では、患者様一人ひとりの状態を丁寧に評価し、痛みの軽減から機能回復、スポーツ復帰、再発予防までしっかりサポートいたします。
肩の痛みや脱臼後の違和感でお困りの方は、お気軽に当院までご相談ください。






